単身赴任と遠距離家族愛

単身赴任は家族を強くする? 月に平均23回連絡

単身赴任は「家族のきずな」を強くする? 単身赴任中の父親の多くが電話や電子メールで家族と月平均23回連絡をとり、家族の誕生日や結婚記念日にはプレゼントを贈るようになった人もいるというアンケート結果を、大阪の民間研究所がまとめた。一人きりの生活が、家族を見つめ直すきっかけになる
一面もあるようだ。

引っ越しと生活とのかかわりを探る「the0123引越文化研究所」(大阪府大東市)が全国各地に単身赴任中の40、50代中心の男性約250人
にアンケートした。

家族への連絡方法は、携帯電話やPHSからの電話が約8割で1位。妻の携帯へのメールが23%、妻のパソコンへのメールが18%だった。連絡回数は月平均23回。帰宅は月2回以上という人が46%で、1年間の平均帰宅日数は約55日間だった。

家族への気持ちを尋ねると、
「妻と離れた生活で改めて妻の魅力や良さを感じる」42%、
「仕事ができるのは家族のおかげと感謝している」65%など、
赴任を機に家族のありがたさを実感している姿が浮かんだ。家族の誕生日や結婚記念日に電話をしたり、プレゼントをしたりするようになった人が32%いた。

一方で、単身赴任に踏み切った理由は「子供を転校させるのが嫌だった」35%、「妻が転勤についていくのを嫌がった」13%などで、迷った末の選択だったことがうかがえる。

同研究所は「単身赴任で、家族と疎遠になってしまう父親がいるのは確か。ただ、家で過ごす時間が少ない分、家族とのコミュニケーションが密になったり、夫婦愛や家族愛が深まったりする一面もあるようだ」としている。

=====以上、2001/11/20のAsahi.comより

やはり何%と言われると、その母数が気になる。250人からの有効回答数はいくらなのか、それとも、回答があったのが250人なのか。アンケートに答えるというのは、遠くから連絡するというコミュニケーションつまり、メールや電話を使う能力と相関があるような気がするのである。

ここでいう、家族というユニットは子供も含めた場合なのだろう。子供がいない夫婦の場合はどうなのだろうか。独り者としては、人類愛あたりに目覚めるか。

昔、CMで「亭主元気で留守がいい」ってのがありましたね。

女性の単身赴任ってのは、まれなのだろうか。