眠れない夜

不眠対策、よその国は医者頼み、日本は寝酒が主流

 日本人の不眠対策は寝酒に頼る率が高く、医師への相談や睡眠薬を使う率は低い−−。こんな結果が仏製薬会社サノフィ・サンテラボが2日発表した10カ国疫学調査でわかった。

 その他の対象国は、中国、オーストリア、ベルギー、ドイツ、ポルトガル、スロバキア、スペイン、南アフリカ、ブラジル。計3万5327人(平均36歳)に今年3月、アンケートした。

 全体では24.7%が睡眠障害を自覚。対策は、医師に相談30.8%、睡眠薬の服用32%、寝酒19.4%。

 日本人の睡眠障害自覚者は20.9%。対策のうち寝酒は、30%で1位。1人あたりアルコール消費量の多い欧州各国を上回り、最下位のオーストリアの約3倍の高率だった。医師に相談は、ポルトガルなど6カ国が50%前後なのに対し、日本は7.8%と最下位。睡眠薬服用も日本は15.2%の9位と低かった。

 調査結果を解析した国立精神・神経センター精神保健研究所の内山真・精神生理部長は「日本人で寝酒が多いのは、睡眠薬への不信感が高いためではないか。寝酒を続けると朝早く目が覚めやすくなるので避けたほうがよい」と話している。

=====以上、2002/12/02のAsahi.comより

酒を減らそうと思うと、なんだか飲む量が増える。
じゃぁ、酒を飲もうと思うと、減るかと言えばそうでもない。

前に、薬局で睡眠薬くださいと言ったら、いわゆるマイナートランキライザーというか、精神安定剤みたいなのくれたけど、それで眠れたわけではなかった。

身体にも財布にも心にも悪いのかもしれないけれど、ぼくは、相変わらず飲んでいる。