現住建造物

青森・三内丸山遺跡の復元住居焼く 放火容疑で男逮捕

27日午後4時ごろ、青森市三内の国の特別史跡・三内丸山遺跡で、復元された
竪穴住居から出火、約15平方メートルが全焼した。青森署は出火直前にこの
住居に出入りしていた同市内の無職の男(30)を非現住建造物等放火の疑いで
逮捕した。

焼けた住居はクリの木の柱を組み合わせた上に、カヤをふいたもので96年に
復元された。同遺跡には、復元された住居や掘立柱建物など計10棟あるが、
ほかへの延焼はなかった。出火当時、観光客約200人がいたが、けが人は
なかった。

同遺跡は縄文時代前期から中期(約5500年〜4000年前)の大集落跡
として、全国的に有名。

=====以上、2001/09/26のAsahi.comより

出入りしてた男って人、実はここの非合法住人だったりしてね。

それにしても、「非現住建造物等放火」という罪があるというのが、
なんだか字面が愉快だし。
復元住居が、非現住建造物にあたるのかというのが、こうね。

ダンボールハウスに住んでるおじさんは、ホームレスではないのではないか。
じゃ、あのダンボールは、現住建造物なのか。などと考えてしまったりする
のであります。