早食い

早食いは肥満の始まり 調査で裏付け

早食いは肥満のもと――。サラリーマンの食生活について、ライオン歯科衛生
研究所と東京歯科大学社会歯科学研究所が共同で調査したところ、こんな通説を
裏付けるデータが得られた。29日から始まる日本口腔(こうくう)衛生学会で
発表する。

00年4月に都内で働く20〜50歳代の男女340人を対象に、健康診断と
併せて食事の時間や食べ方を尋ねた。

その結果、太り気味の程度を表す「肥満度」(体重を身長の2乗で割った値)で、
肥満傾向にあるとされる指数24を超えた人の比率は、食べるのが「遅い」と
答えた人では9.8%だったのに対し、「早い」と答えた人では43%。
「あまりかまない」人では50%が肥満傾向にあり、「よくかむ」人の13.7%を
大きく上回った。

脳の満腹中枢は血糖値の上昇で刺激を受けるため、早食いだと満腹になる前に
食べ過ぎてしまうためらしい。しっかりかんで食べることがダイエットにつながる
という。

=====以上、2001/09/28のAsahi.comより

昨年、大ダイエット計画をした時は、たしかに、ぼくも、一口一口、よく噛むよう
に心がけた記憶がある。

早口だと満腹になる前に食べ過ぎてしまうというよりも、一口一口で、食事中に
使うエネルギーが増えるとか、消化酵素がよく混ざるとか、いわゆる満腹中枢
を満足させると、気分も満足するとか、そういう効果なんじゃないかと思う。

なぜ、早食いなのか?食事の時間というのが、早く済ませてしまいたい必要悪な
時間だというような意識、無意識があるのか。それとも、ほんとに早食いの大食い
でもう、好きなだけ食べたくて仕方がないのか。

そうだ。食事の速度と一緒に、食事にかける時間のデータってないものか。

例えば、ぼくの場合は、普段は10分かそこらだけど、意識的によく噛んで
食べると、15分か20分である。どうも、ランチ友達の多い人たちなんかは、
ペチャクチャ喋りながら食べるので、もっと時間をかけるらしい。と睨んでいる。
睨んでどうする人相の悪い。