遊園の終焉

向ケ丘遊園、来年3月末で閉園 75年の歴史に幕

小田急電鉄は26日、レジャー施設の向ケ丘遊園(川崎市多摩区、敷地29万
2000平方メートル)を、来年3月末で閉園すると発表した。1927年に
小田急線の開通と同時に開業し、「花と緑の遊園地」として親しまれていたが、
レジャーの多様化で、入園者がピーク時の半分近い55万人(00年度)に減少。
開園75年で幕を閉じることになった。

向ケ丘遊園は当初、無料の遊園地として開園し、52年に有料になった。
2万株のバラが咲く「ばら苑」や、76年の導入当時では国内最大だった観覧車
(高さ50メートル)など遊戯施設があり、親子で楽しめる施設として沿線以外
からも集客していた。

だが東京ディズニーランドなどに押され、ここ十数年は赤字続き。00年度では、
14億円の営業収入に対し、営業赤字は4億3000万円で、本業の経営の足かせ
にもなっていたため、「営業継続は困難」と判断した。

跡地利用は未定。「閉園前には、長年のご愛顧に感謝する企画を展開したい」
としている。

=====以上、2001/09/26のAsahi.comより

いや、近所なもので。別にぼくは幼い頃をここで過ごしたわけではないけど、
今、この町に住んでいて、あの観覧車って、町の風景として定着してる。
気がしてたので(いや、確かにろくに稼動してない様子だったけど)

少し前は、小田急の本線から遊園地まで行くモノレール線が廃止されて、
今でも、その軌道だけは残ったままなのだけど、ついに、遊園地そのもの
も終わってしまうのか。

これ、なくなると、小田急の駅名も替わっちゃうのかなぁ。