子の名前

復権するか「子」のつく名前

皇太子ご夫妻の女の子の名前が7日、「愛子」と決まった。皇室で「子」がつくのは、
いわばしきたり通りだが、世間では今やすっかり少数派。これを契機に「○○子」は復権するか。

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皇族や公家らが付けていた「子」が一般の人に広がったのは明治時代に入ってから。明治生命保険
の加入者を対象にした「赤ちゃんの名前調査」によると、大正時代から戦後ほどなくは千代子、幸子、
和子など「子」が上位をほぼ独占した。愛子も大正時代に7回、ベスト10入りしている。

元号が変わった直後の13(大正2)年には「正子」が1位、27(昭和2)年に「和子」が1位、
「昭子」が2位に。また、天皇、皇后両陛下の結婚時の59年には「美智子」が4位、皇太子さま
誕生時の60年には「浩子」が5位になった。

ところが60年代半ばから明美、真由美、直美といった名前が急伸。今では愛、美咲、優花、
さらには愛梨、怜奈、莉奈など「無国籍風」も登場。「子」は86年にベスト10から消え、
00年生まれ(3908人)では14位(14人)に菜々子がみられる程度だ。

芸能界を見ても(深田)恭子など「子」は少数派。「モーニング娘。」の現在のメンバーは
13人とも本名だが、真希、亜依など、だれも「子」はつかない。

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=====以上、2001/12/07のAsahi.comより

「昭」を名前に使う人は、昭和になるまではいなかったという。
今は、平成だけど、「平」や「成」を名前に使う人が多いかどうかはしらん。
うちの母は「敬子」さんであるが、一時期「けいこ」という名前は日本で一番多いと聞いたことが
ある。「敬子」さん増えるのかしら?