電気の池

夜間電力ためて昼間に使用 東京都に巨大電池完成

料金の安い夜間電力をためて昼間に使う大規模電力貯蔵設備が東京都
江戸川区にある都の下水道施設「葛西処理場」に完成した。17日から
同処理場が使う電気の1割弱をまかなう。年間約2500万円のコスト
削減を見込んでいる。

完成した電力貯蔵設備は幅20メートル、奥行き10メートル、高さ
3メートルで、電池容量は千キロワット。「NaS(ナトリウム−硫黄)
電池」を利用した。国の半額補助を受けて約4億円で設置した。電力会社
などで試験的に導入している例はあるが、実用化は全国初という。

都が下水処理に使っている年間の電気代は110億円。夜間電力を貯蔵して
使えばコスト削減になる。夜間電力は水力や原子力が主力で、二酸化炭素
(CO2)の排出を抑える効果もある。同処理場の設備だけでも年間86トンの
CO2削減になり、約24ヘクタールの森林の役割に匹敵するという。

=====以上、2001/12/09のAsahi.comより

コストも下がるし、環境負荷も下がるってのは、ほんとうかなぁ。なんて
思ったりするのだけれど、いわゆる排気ガスがでない電気自動車を動かすため
の電気を作るのにCO2が出るみたいなね。

一年で2500万円得するために、4億円かけたのだから、16年以上使わない
と元がとれないのかな?

24ヘクタールくらいの森林。500メートル四方くらいか。処理場の土地の
面積ってどれくらいだろう。そこの隙間に植林したら面積はどれくらいだろう。
なんて考えたりして。