盲導犬ロボット

盲導犬ロボット生まれたワン 道筋記憶、障害物も感知

盲導犬の代わりになるロボットを、山梨大工学部の森英雄教授(63)が
企業と共同で開発した。今年中に20台の試作品を作り、山梨県内の病院
などで試験運用する。ロボットを利用しやすい環境を作るためのNPO
(非営利組織)も設立し、4年後の実用化に向け準備を進めている。

森教授が盲導犬ロボットの開発に乗り出したのは約10年前から。最初は
電動車いすを土台に製作していたが、00年に国から産学連携開発事業
として約1億8千万円の補助を受け、その資金で独自にボディーを作り、
完成した。

目の不自由な人が利用する道筋を事前にロボットに覚えさせ、目的地を言う
だけでカーナビゲーションに似た地理情報システムに誘導されて歩道の縁や
白線を認識して進む。障害物の確認はビデオカメラなどを利用し、自動車や
歩行者の足元の影をセンサーで感じ取って停止する。

=====以上、2001/10/09のAsahi.comより

「盲導犬ロボット」という見出しを見て、一瞬、なぜに犬?と思ったので
ある。記事についていた写真を見ても、おおよそ犬とは思えない形を
していた。

こないだ出たAIBOは、なんだか熊っぽいデザインであったが、最初に
出たのは、ってか、俺が持ってるのも犬っぽい。人のパートナーとしては、
やはり、犬なんだろうか。

平坦な道では車輪での移動が効率がいい。しかし、実際、平坦な道という
のは少ない。だから動物は車輪を持たず、足でものを跨ぐという移動形態
を持っているのだと思う。

ロボットの動きは未だぎこちなく、CGの人は、どれだけリアルでも、
どこか違和感がある。どうやらあのファイナルファンタジーはハズレた
らしい。最後の幻想だったのだろうか。

ところで、あの二頭身の青い有袋類なロボット、ドラえもんの、どこを
見て、彼をネコ型というのであろうか。謎である。