万が一は0.01%ではない世間

「危険性は交通事故より低い」 BSEで米いらだち
2006年01月25日00時13分

 米国産牛肉の再禁輸措置を巡る日米両政府の局長級会合が24日、外務省で開かれた。米国産輸入牛肉に、除去が義務づけられている脊柱(せきちゅう)(背骨)が付いていた問題について、米国側は会合後の記者会見で、牛海綿状脳症(BSE)の危険性を「車でスーパーに買い物に行って事故に遭う確率の方がよほど高い。その事実を日本の消費者に伝えたい」(ペン農務次官)と指摘。厳しい日本の輸入基準へ不満をあらわにしたが、背骨混入を見逃した原因について明確な説明はなかった。

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http://www.asahi.com/life/update/0125/001.html
確率を元に、説得しようとする姿勢はわかる。いわゆる万全の態勢というのも、確率的に100%ということではない。私は、事故を起こしたくないので、車に乗らない。「事実」を伝えたとしても、日本の世間は余所者に対して垣根や敷居を高くする。向こうから見ると、それじゃぁ話にならんとイライラするのだろう。輸入はしても、消費者が敬遠するのであれば、売れないだろう。政府が敢えて、輸入を止めなくてもいんじゃなかろうか。というのは乱暴な考え方だろうか。