サービスの対価

増えるサービス残業、月平均29.6時間に 連合調査

 サラリーマンのほぼ半数がサービス残業をしていて、その平均時間が月29.6時間と4年前に比べて1.4時間長くなったことが、連合(笹森清会長)の調査で分かった。

 調査は今年6月、組合員のうち約4万4000人を対象に実施。約2万3000人から回答を得た。サービス残業をしていると答えた人は47.5%で、98年調査の49.6%に比べてわずかに減った。内訳では「頻繁にしている」が17.8%(98年比2.7ポイント増)と増えた一方、「たまにはしている」が23.5%(同5.5ポイント減)と減るなど、頻度が高い層にシフトしていることが分かった。サービス残業をしている人の平均時間は29.6時間で、男性は30.5時間、女性は20.5時間だった。産業別では、サービス・一般(39.1時間)や商業・流通(36.1時間)、金融・保険・不動産(35時間)が長かった。

 サービス残業をした理由(8項目から2項目まで回答)では、「ノルマ達成のため」(44.7%)や「残業手当を請求しにくい」(19.8%)などが多く、リストラや企業業績の悪化を反映した結果になった。 (19:29)

=====以上、2002/12/01のAsahi.comより

景気悪くても、ちゃんと残業代はもらえている私は幸せなんだろうなぁ。だけど、残業は減らすようには言われている。

しかし、なんですな。「サービス」という単語が「無償」って意味になってしまったのは、なんでなんでしょうな。「ボランティア」も似た感じで、「志願」ってより、「奉仕」みたいな意味が強いよな。