捨て猫減らそう ネコの首に飼い主情報入ったチップ
環境省は、迷いネコや捨てネコを減らすため、飼い主の情報が入ったマイクロチップをネコの首に埋め込むモデル事業を来年度から、沖縄県で始めることを決めた。同省によると、チップは簡単に埋め込むことができ、ネコの体に悪影響は出ないという。03年度予算に2100万円を要求する。
マイクロチップは大きめの米粒大の円筒形で、注射器のような器具で首の皮膚の下に埋め込む。読み取り器を近づけると、登録された番号が表示され、飼い主の氏名などがわかる。5000円程度の費用がかかるため、補助金を出す。
動物愛護法に基づいて環境省が定めたペットの飼い方の基準は、「終生飼養するように努めること」としている。しかし、生まれた子ネコを捨てたり、放し飼いにして逃げだし野良ネコになったりする例は後をたたず、自治体に引き取られ、処分されたネコは99年に約28万匹に上る。
環境省は飼い主がはっきり分かるようにすることで、初めはかわいいと思って飼った後にあきて捨てることや、迷いネコを減らせるという。同省は、天然記念物のヤンバルクイナが野良ネコに食べられる被害が出ている沖縄本島北部でモデル事業を開始する。
=====以上、2002/09/08のAsahi.comより
猫に首輪や鈴が付いてても、ひもで繋がれて飼われているのは、あまり、見かけない。気ままにウロウロしているのが猫の猫たるゆえんであろう。
ゆえんと言えば、犬は、あんまり近づくので、どっかへ行けと、「いね」と言われたのが変化して、「いぬ」になったそうだが、「ねこ」はどうして「ねこ」なのだろう。丸くなって寝てる子だからだろうか。
天然記念物を食べる猫は悪くなくて、野良にした人が悪いのだろうか。確かに、動物を飼うなら一生を預かるつもりで飼うのが正しいだろう。さて、イリオモテヤマネコの首にはなにを埋め込むのだろうか。