万杯で一杯

万博以来の深夜新幹線、7500人が利用 混乱なし

 静岡県掛川市で11日夜行われたW杯の観客を東京や名古屋方面に運ぶため、JR東海が深夜から未明に走らせた臨時新幹線の乗客は計約7500人にのぼった。掛川−東京6本と掛川−名古屋2本。70年の大阪万博以来の午前0時過ぎの営業運転となり、首都圏は山手線などの終電時間を延長したが、混乱はなかった。

 ドイツ対カメルーン戦の試合終了から約30分後、JR掛川駅のホームは観客で込み始めた。構内には、誤った列車に乗り込まないよう、ドイツ語と英語でアナウンスが流れた。

 東京行きの1便は満員で、車内の通路にも人があふれた。ホームには大声で歌うサポーターもいたが、観戦の疲れからか、呼応する人は少なく、列車内でも目を閉じる人が多かった。

 0時過ぎの便までがピークだったが、その後乗客は減り、東京に12日午前2時に到着した最終列車の乗客はわずか約20人だった。

 JR東海によると、午後11時半ごろ、東京に向かう予定だった外国人ら15人が誤って静岡止まりの新幹線に乗車したため、後続の臨時新幹線を静岡駅に臨時停車させた。

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 JR東日本は新潟会場で決勝トーナメント1回戦(デンマーク対F組2位)が行われた後の16日午前0時以降、上越新幹線で11本の臨時列車を走らせる。

 上越新幹線の深夜運行は、82年の開業以来初めて。

=====以上、2002/06/12のAsahi.comより

万博以来っていう枕が、なんかすごそうではあるが、実は万博の年に生まれた私は、ほんとうのところは知らない。ワールドカップだって、無理矢理漢字で書けば、万国杯ではないか?

わずか20人を乗せた新幹線とか、わずか15人を乗せるための臨時停車とか、特殊用途の臨時電車だから対応取れたのだろうなぁ。

新幹線の車内アナウンスは確かに英語もやってるか。We will soon make a brief stop at Shin-Yokohama.とか。

その昔、京都駅で、外国の方が、どうやら浜松に行きたいらしいのだけど、うまく説明できなかったのを思い出した。