「傘」に悩むＷ杯開催地 持ち込み禁止見通し、預かる？
「傘」が、サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）の開催地を悩ませている。大会真っ最中の６月初旬、日本列島は札幌会場を除き、梅雨入りが確実だが、柄の長い傘は、フーリガン対策から「凶器にもなる」として、スタジアムへの持ち込みが禁止となる見通しだ。
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開催地には「サッカー観戦はかっぱが常識」との楽観論がある一方、「世界的大イベントを一目みようと、『常識』を知らない観客も大勢来る」との見方は多い。昨年５月、雨中の試合となった新潟スタジアムでの日本−カナダ戦では、観客の雨具は、かっぱと長傘がほぼ同数だった。
一雨来れば、梅雨のない札幌も事情は同じ。日本組織委員会（ＪＡＷＯＣ）は近く、チケット購入者に対して、雨が降っていたら折り畳み傘か、かっぱを利用するよう、郵送パンフレットなどで呼びかける考えだ。
６月１１、１４、２１日に試合がある静岡スタジアム・エコパ。静岡気象台の過去約３０年間の観測記録では、その３日間は７割以上が雨か曇りだ。ＪＡＷＯＣ静岡支部は「ゲートで何千本もの傘を預かり、返すのは無理だ」。傘置き場を設けて、観客の「自己管理」に任せる方法も考えたが、「かえって、長傘を持ってくるのを容認することになってしまう」と悩む。
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宮城県Ｗ杯推進局は、昨年開催の国体で準備したかっぱ約４万着をレンタル用に確保した。試合当日は、最寄り駅のシャトルバス乗り場などで配る計画だ。
だが、それで問題解決ともいかない。バス待ちの客が傘を畳んだり、かっぱを着たりすれば、その分、駅前は混雑し、バスの運行ダイヤが乱れる恐れもある。
悩みは尽きない。
=====以上、2002/03/24のAsahi.comより
世間知らずなので、すみませんが、フーリガンって世界各地にいるですか？なにかの組の手の者ですか？
「サッカー観戦はかっぱが常識」なのですか。私はたぶん非常識です。どれくらい非常識かというと、ワールドカップの試合が日本でもあるらしい。程度の知識しかないくらいに非常識です。
職場の同僚と電車で帰る時に、高校野球どころか、プロ野球の話も、大リーグ（ってか、この頃は、みんなメジャーリーグっていうのか？）、サッカーも、大相撲も、話題についてけなくてすんません。
どのみち、最大の凶器は、狂気だと思う。言葉遊びでなく。
