無意識不明、もしくは無意識過剰

死ぬ権利のはく奪は人権侵害 難病の女性が英政府を提訴

 難病で余命が短いとされる英国人女性が19日、「英国の法律によって自殺の機会が奪われたのは、尊厳ある死を求める個人の人権を侵害している」として英政府を相手に仏ストラスブールの欧州人権裁判所に人権救済の訴えを起こした。

 ダイアン・プリティさん(43)は、99年に進行性の神経難病と診断されてから容体が深刻化。今では全身がまひして話すことも困難になった。

 ダイアンさんは「誇りある生活の質を保てず、尊厳死を選びたい」と自殺を希望。1人ではできないため夫の介助を望んでいる。しかし、現行法下では自殺のほう助は殺人罪になるため、自分のケースについて訴追を免除するよう裁判に訴えてきた。

 英国の最高司法機関である上院の上訴委員会まで争ったが、昨年11月に退けられたため、今回の提訴に踏み切った。

 夫や成人した2人の子、安楽死の合法化を求める団体に支援され出廷したダイアンさんは、冒頭陳述はできなかったが、法廷の外で発声器を通し「私は自分の権利を求めているだけ」と話した。

=====以上、2002/03/20のAsahi.comより

就職してこっち、私は、健康保険を使ってるのはコンタクトを作った時だけで、でも、いずれ身体が、言うことをきかなくなるのは自明なわけで、というか、かつては肩凝りとは無縁だった私は、カタコリニコフと同居しているわけで、寝て起きると、まだいくらか回復するけど、疲れが残ってるわけで、疲れた分、片付いてるかというとなぞで。

でも、ぼくは明日の朝を期待して寝ているわけで、尊厳死を語る資格はないのかもしれない。なにが尊いのか分からない。

とりあえず、病院に行って、生命維持装置を付けられないように気をつけると、意識はないのに、命はあるっていう状況を逃れられるかもしれない。でもなぁ。意識も身体もとりあえず動いてても、世の中うまく回るもんでもなし。