温暖な気候

千葉県より一回り大きい氷山誕生、南極海を漂流中

 南極海で長さ約85キロ、幅約65キロという巨大な氷山が誕生し、漂流し始めたと米国立氷センターが18日、発表した。センターが監視中の約40の氷山の中で最大級で、面積は約5500平方キロ。千葉県や愛知県より一回り大きい。

 南極の氷山は、南極大陸の氷河が海にせり出し、割れてできる。何年も漂うことが多く、商業航路に入りこむこともある。巨大氷山は2月から、周囲に亀裂が広がっていることが衛星から観測されていた。

 センターは、南極海周辺で活動する軍艦や商船への情報提供のために、米国の海軍や海洋大気局などが共同で運営している。

=====以上、2002/03/19のAsahi.comより

南極最大級の棚氷が崩壊 東京より広い3250平方km

 南極大陸にあった最大級の棚氷(たなごおり)が過去1カ月の間に崩壊し、海に流れ出したことが、英国の科学者団体によって確認された。温暖化が急速に進んでいることが原因とみられ、予想以上の崩壊の速さが研究者に衝撃を与えている。

 南極大陸の観測をしている「ブリティッシュ・アンタークティック・サーベイ(BAS)」が19日に発表した。5大棚氷の一つとして知られる「ラーセンB」で、南極半島東側にせり出していた。面積は約3250平方キロメートルで、東京都より広い。厚さは200メートルほどという。

 衛星のデータをもとにBASが海上から崩壊を確認した。南極半島周辺の棚氷が温暖化で崩壊、縮小を続けていることは4年前から分かっていたが、BASのデビッド・ボーン博士によると、わずか1カ月でこのような巨大な棚氷が崩壊したことは「驚き」だという。

 過去50年間に南極半島周辺の平均気温は2.5度上昇。平均的な地球温暖化を上回るペースだ。

 米国の研究機関も南極海に巨大な氷山が出現したのを確認している。

=====以上、2002/02/20のAsahi.comより

東京よりと言うより、千葉よりという方が、なんとなくでかい気がする。神奈川よりとか、大阪よりだと、「そう言ってもなぁ。」と思う。どうせなら、岩手よりとか、北海道くらいと言われたら、ほおと思う。しかし、東京都一個が動いてるくらいと思えばそれはそれですごい。

温暖化現象の影響か。なるほど。などと独り言ちて、遅刻して出勤すると、上着が暑い。単に春が来て温暖になったのであって、地球温暖化がうんぬんな話ではなかろう。