乗車率500%

バス止めてびっくり、定員の5倍163人詰め込む 中国

 中国山東省済南市で21日、定員31人の5倍以上の163人の乗客を詰め込んだ夜行バスが警察当局に摘発された。乗りすぎて重くなり、高速道路を黒煙を上げてノロノロ運転していたため、検問の網にひっかかってしまった。

 人民日報のインターネット版によると、地元の運送会社のバスで、乗客は旧正月で帰省した出稼ぎ労働者たち。帰省先の河南省商丘市から出稼ぎ先の山東半島突端にある栄成市まで運ぶ途中だった。警官はバスが牛のようにのろいので不審に思い、停車を命じた。窓からのぞくと、人がぎゅうぎゅう詰めになっていた。人数を調べるため、ドアを開けると、数人が「わあー」と声をあげて転げ落ちてきたという。警官は「手荷物もたくさんあって、イワシの缶詰みたいだった」。

=====以上、2002/02/23のAsahi.comより

旧正月ってのも、けっこう長い休みだねぇ。俺、バカンスってのよくわからんなぁ。学校に行ってた頃も、いつの頃からか、夏休みが40日くらいあると持て余していた気がする。んん、人生を無駄にしているな。なんてな。でも「休むことをする」というのは、休むのとは違うと思う。いや、別に休日に家族サービスで疲れるというような、家庭持ちではないけれど。

中国だと、すし詰めな状態を、「イワシの缶詰」っていうのか?
歩みの遅いものを「牛のようだ」というのか。
と思った。