別れるのはむずかしいらしい

「齢60、女性と別れる難しさを知った」外相更迭で首相

「60歳にして女性と別れる難しさを知った」。小泉首相が、自分を「抵抗勢力だ」と責める田中真紀子前外相に対してこんな感想を漏らしていた。昨年の自民党総裁選では「(政治上の)妻として支える」と宣言した田中氏だが、外相更迭劇のあとは冷え冷えとした関係に。内閣支持率の急落につながった「別れの苦さ」が言わせたのか。

関係者の話を総合すると、首相が心境を語ったのは20日夜、東京都内の料理店で自民党執行部幹部と会食した席。着席するなり首相が「齢(よわい)60、還暦にして女性と別れる難しさを知ったよ。もう少し勉強すればよかった」と語り、同席した山崎拓幹事長らはみな爆笑したという。

さらに首相が「ついに抵抗勢力にされちゃったよ」とぼやくと、青木幹雄参院幹事長が「私なんかいつも抵抗勢力と言われている。首相も言いたいことは言えばいい」と発言。首相は「おれが本気を出したら、大変なのに」と切り返した。

論語によれば、60歳は「耳順」(修養ますます進み、聞く所、理にかなえば何らの障害なく理解しうる意・広辞苑)。田中氏の指摘通り、首相の「耳」がこのまま抵抗勢力に向かうのかどうか。

=====以上、2002/02/22のAsahi.comより

総理であるような方が、まだ勉強が足らんと言われると、

別れどころか、出会いも知らない私はどうしたものか。もっと勉強することにすればいいのだろうか。なんちて。

論語によれば、30歳はなにやら「立つ」らしい。私はそれを2ねんばかし過ぎたが、立つどころか、床にへたりこんでいる。