No死

死後の脳提供求めて意思表示カード 福島県立医大が作製

福島県立医大の丹羽真一教授(精神医学)らは24日、福島市内で
開かれた脳バンクの国際会議で、死後の脳提供に関する意思表示
カードを作り、配布すると発表した。同大学の神経精神医学講座は
日本で唯一の脳バンクをもつが、研究を目的とする脳の提供はほとんど
知られておらず、承諾を得られる例が少ない。

=====以上、2001/11/25のAsahi.comより

死を決めているのは、人の心である。
ふつうに死んでいると言っても、心の中で生きていたりする。
死は二人称、三人称でしか存在しない。自分がもしも死んだとしても、
自分はその死を感じることができない。
お葬式は本人が成仏するためというより、親類が喪に服すためである。
身体が死んだというとき、脳は生きているのだろうか。
脳死が定義されるなら、脳はまだ死んでないということも可能か。
生きているということはどういうことか?
みみずだって、おけらだって、あめんぼだって生きているなら、
彼らの意思はどこにあるのか。植物だって、生きている。ミジンコ
だって生きている。