公用語

英語の上達には恥を捨てよ 塙日産会長が講演

「英語の上達で一番大事なのは恥を捨てること。二番目に文法を忘れること」。
日産自動車の塙義一会長が13日、東京で開かれたシンポジウム「日本企業と英語」
(小笠原科学技術振興財団主催)で講演し、仏ルノーと提携してから2年半にわたる
日産社員の英語との苦闘ぶりを語った。

日産とルノーは互いに社員を40人ずつ派遣しあったほか、海外からの出張者を
まじえた英語での会議も日常茶飯事。社内の書類も英語が正本で、日本語訳を付ける
のが基本だ。最初は翻訳を外注したり派遣社員を使ったりしていたが、今では社員が
自ら英語で書く。

「ルノーと提携前は英語ができる社員は2000〜3000人程度だったが、今では
事務職と技術職の1万人ほぼ全員が英語らしきもので仕事をしている」。英語の進歩が
めざましい若手社員に教わったコツは「英語を話すのが日常的になって、恥ずかしい
という気持ちを忘れること」だという。

「日産では英語が公用語というより日常語になった」。ただ、塙会長自身は「ルノーと
毎月開くトップ会合は、私1人のために同時通訳を付けてもらっている」。

=====以上、2001/11/15のAsahi.comより

ルノーってフランスの会社だから、あっちの人の母国語ってフランス語なんだよなぁ。

母国語だと、自分がわかっていることや、怒っている時なんかまくしたてられて
しまうのだろうけど、ワンクッション外国語を挟むと、翻訳をミスってなければ、
実は伝わりやすいのではないか。なんて思ったりする。メールだとまだじっくり
返事を書くけれど、電話なんかはむずかしいと思う。

でも、会長自信は会合ではお付の通訳さんがいるという。ちょっとはずかしい。