男性の肥満、女性を大きく上回る 国民栄養調査
肥満とされる成人の割合は、６０代以上を除く全世代で、男性が女性を大幅に
上回っている。厚労省が８日まとめた国民栄養調査でわかった。食事をする際に
栄養面を考えていない人の率が、男性は４割と高いことなども浮き彫りになり、
同省は「意識の低さが肥満度に影響を与えていそうだ」と分析している。
調査は昨年１１月、全国の４４８２世帯１万２２７１人を対象に実施。身長や
体重を測定したほか、食生活への意識、食事内容などを尋ねた。肥満の基準は、
体重を身長の２乗で割った数値（ＢＭＩ）が２５以上とした。
肥満と判定された男性は、３０〜６０代で約３割。女性は６０代だけが３割を
超えたのに比べ、男性は働きざかりの世代に肥満が目立っている。一方で
２０〜３０代女性は肥満者が少なく、ＢＭＩが１８．５未満の「やせ」の人が
２割ほどを占め、２０年前の倍に膨らんだ。
食事をするときの栄養成分への関心では、男性がほぼ全世代で「特に意識しない」
がトップで、平均４割。塩分などを気にする６０代だけが例外だった。対して
女性はほぼ８割が意識して食事を選ぶと回答。年代別には食物繊維（４０、５０代）、
塩分（６０代）、ビタミン（２０代）などに関心が高かった。
=====以上、2001/11/08のAsahi.comより
逆に、女性の場合は、十分細いのに「痩せなきゃ」という意識過剰の人が
多いのではないか？と思う。
それに、いつも思うのだけど、標準体重というのは、果たして、それを守ると
必ず健康かと言えばそうでもないはずで、あくまで、標準に比べると、肥満に
なると、病気をする確率が高いというだけで、、、
特に栄養成分を意識しなくても、普段の食事で平穏無事に暮らせているなら
いいわけで。
国民栄養調査という字面を見て、国民栄誉賞がどうした？なんて思う私は、
やや疲れている。
