世界初、本格宇宙CMは「ポカリスエット」に
世界初の本格的な「宇宙CM」に、大塚製薬の清涼飲料水ポカリスエットが決まった。
来週後半に国際宇宙ステーションで撮影、来年の元日から放映の予定だ。
同製薬と宇宙開発事業団、電通が17日、発表した。
21日に打ち上げのソユーズ宇宙船で、ステーションのロシア居住棟へ機材を運搬する。
2人のロシア人飛行士がカメラマンと被写体になる。
飛行士が「ポカリ」を飲む姿や、地球の様子をハイビジョンカメラで計50分間ほど撮影。
31日にテープを回収し、15秒と30秒のCMをつくる。
宇宙で制作したCMは過去にも数件あるが、いずれも家庭用カメラで撮影された。
綿密なシナリオに沿ってつくる高画質の宇宙CMは世界初だ。
撮影時間を提供することで事業団が約500万円を負担。制作費は1億円以下と
通常より少し高い程度で、電通と大塚製薬が分担する。
大塚製薬は、米航空宇宙局と共同実験を企画するなど、宇宙関連事業に力を入れている。
今回も電通から打診があった翌日に参加を決めた。「多くの人が宇宙や地球に興味を
もつようなCMにしたい」と話している。
=====以上、2001/10/17のAsahi.comより
ほほう。宇宙でのハイビジョンでのCM撮影ですか。なんだか画像が悪いからこそ、
さまざまな障壁の向こうにある場所が宇宙なのだというような。音声が遅れて届く
ライブ映像に地球の裏側は遠いのだとか、思うものだけど。
宇宙にポッカリと浮かぶ、青い海に白い雲。ポカリスエットのイメージにぴったり
ですわな。
50分から15秒を作り出すのか、都合、200分の1。それくらいは、必要な
無駄、ってより、余裕っていうかこう、遊びっていうか。ぼくもデジカメ取材の
時は、もっとバンバン撮影しなきゃならんなぁ。
費用としては、ちょっと高い程度なんだ。へぇ。
高画質な映像も、私はパソコンの液晶画面で無理矢理テレビを見るので、
あんまり画質はよくありません。