病院通い

高額療養費の上限引き上げへ 厚労省が方針

厚生労働省は02年度から、医療費の患者負担が一定限度を超えた時に、
医療保険から払い戻しを受ける高額療養費制度の上限を引き上げる方針を
決めた。また、75歳以上の高齢者は、原則1割の患者負担を徹底。
外来で月3千円か5千円となっている上限額を撤廃し、1回800円で
月5回目以降は無料となる診療所の定額制も廃止。75歳以上でも高額
所得者は原則2割負担とする方針だ。一方、自民党や日本医師会など
からも批判が出ていた、薬剤費の一部患者負担は廃止する。いずれも
今月末に公表する医療制度改革案に盛る。

高額療養費制度は、長期入院などによる家計破たんを防ぐのが狙い。
現行の上限は、月収56万円未満の人で月6万3600円。月収56万円以上
の人は、今年1月、月6万3600円から月12万1800円に引き上げられた。
今回の案では、56万円以上の人は14万円程度に、56万円未満の人は、
7万2千円程度に、それぞれ引き上げる方針だ。

ただし、サラリーマンらが加入する健康保険組合などは、患者負担が一定額を
超すと「付加給付」を支給しており、実際の患者負担は組合によって異なる。
また、市町村民税が非課税となっている低所得者の上限は、現行の3万5400円
のまま据え置く方針だ。

=====以上、2001/09/15のAsahi.comより

あんまり、病院に行かない私は、人から、「払ってる健康保険料がもったいない」
と言われることがある。お医者さんにかかった時に、1割だか2割だかが、
自己負担なのだとしたら、残りの9割だか、8割だかは、健康な人が支払った分
で賄っているはずで、だとすると、みんなは8割方健康であることが、
この制度の前提なのではないか。なんて思う。

歳を取ったら、病院に行くことが日常になるのだろうか。
収入が減ってるのに、医療費がかさむようになってしまうのだろうか。
病院なんかいかないもんねぇ。と病んだまま苦しく生きるのは、つらいだろうか。
病院に行っても、直らないでずっと入院してる方がつらくないだろうか。

なんて思う。