人食い菌、和歌山県で死亡例 肝臓悪い人は生魚に注意

肝臓の悪い人が生魚を食べると感染し、手足が急速に壊死(えし)して多くの
場合死に至る人食い菌「ビブリオ・ブルニフィカス」で、和歌山市近郊に住む
男性が先月末、死亡した。この夏、九州以外での死者が明らかになったのは
初めて。9日に和歌山市で開かれる和歌山救急医療研究会で報告される。

日赤和歌山医療センター集中治療部の辻本登志英(としひで)部長によると、
この男性は60歳代で7年前から肝硬変を患っていた。7月23日に、
生マグロの刺し身を食べた後、発熱し脚がはれてひどく痛んだため、
同月27日に同センターの夜間救急を受診。いったん内科に入院したが、
翌28日に両ふくらはぎが急速に紫色に変色し壊死したため、緊急手術をした。
その後、2週間ほど小康を保ったが、胴体にも壊死が広がり、発病から約1カ月後
の8月27日に死亡した。

…略…

同センターはこの症例を受け、内科医全員に、人食い菌の知識普及と「肝機能が
悪い患者さんに夏から秋にかけて生魚を食べないように呼びかける」とする指導を
徹底したとしている。

=====以上、2001/09/08のAsahi.comより

人食いと言われると、どうしても、こう、牙みたいなのがあって、バリバリと
というイメージがある。菌なんだから、そんなのではないわけで、でも、普通の
病気より、「蝕む」って感じが、なんか生々しい。

冷蔵庫レス生活者な私は、ナマモノを放置すると、腐ってしまうのではないか。
と、保存がきく食品を買っても、つい、買った分食べてしまう。

冷蔵庫レス生活者な私は、セイブツで、ナマモノで、36度もの体温を持っている
のだけど、なんとか腐らずに今まで生きている。とても不思議だと思う。
生きるのをやめると、急速に腐るのだろう。たぶん。

人食い菌に襲われた場合、意識はどうなるのだろう。普段は心身の一体感に
さほど疑問を感じずにいる気がするのだけど、身体を壊した時は、ひょっとして、
私と言っているのは意識だけの話なのではないかと思う。

んん、肝臓傷めてて、生魚はだめだとすると、んん、普段、生を避ける私が、
いざ、お店で、刺身なんか食べたりするのは、やばいのだ。

私の普段の生は、生ビールだけで、やつは缶に入っているので大丈夫。か?