必殺!仕事病人

日本人の働く時間、不況響き6位に後退 ILO調査

世界の主な国で最も長く働くのは韓国の人たちで、不況の日本は米国や
豪州よりも短く、今や世界6位になった。国際労働機関(ILO)が、
主要国の平均労働時間を調べ、米祝日「労働の日」(3日)にあわせ
米国で発表した。

00年の労働者ひとり当たりの年間労働時間を国際比較した。
2474時間の韓国が群を抜いて1位。2092時間の東欧のチェコが
これに続き、3位は1979時間の米国だった。

10年前の調査では先進国で最も長い2031時間だった日本だが、
今回はぐっと短い1842時間。メキシコ、豪州に続く世界6位となった。
ILOの調査担当者は「長引く不況で工場などの操業時間短縮が進んだ
結果」と見ている。

先進各国の労働時間が軒並み短くなるなかで、米国は10年前より年間
36時間も延びた。最近の世論調査でも、米国民の22%が「土日も仕事」
と回答し、46%が「このごろ過労気味」と答えている。

先進国の間で日本が長時間労働首位の座を譲ったのは90年代半ば。
それでも「働きバチ」の印象はなお強いようで、最新統計を伝える
米テレビは「仕事中毒のヘビー級チャンピオンだった日本を米国が上回った」
などと仰々しく報道している。

統計の詳報は11月に発表される。

=====以上、2001/09/06のAsahi.comより

はて?私は、年間どれくらい働いてるのだろうか。2年くらい前までは、
深夜残業や、土日出勤を結構していたのだけど、この頃は定時退社とは、
いかないけれど、ずいぶん減ってる気がする。これもまぁ、不況のせいか
と問われると、たしかにそういう面もあるかもしれない。

自分がどれくらい今、年間休日を取っているか、実はよく分かってない
のだけれど、日本は今では休日の多い国の方なんだそうだ。

ワーカーホリックが治ったかどうかと、仕事があるかどうかは、
関係ないだろうし、もしも、ほんとに仕事中毒の人がいたら、仕事が減ると
なんだか落ち着かなくなったり、イライラしたりしてるのかもしれない。