億ションって、最近言わないか

「摩天楼の部屋」 都心高層マンションの売れゆき好調

窓の外には街の明かりが広がり、色鮮やかな打ち上げ花火がひらめく。
東京都中央区の隅田川沿いにそびえる53階建てマンションの一角。
24階に住む会社員(35)宅の地上70メートルからの眺めだ。
密閉された窓からは、花火の音も聞こえてこない。

都心の高層マンションが売れている。再開発が進む港区の汐留地区では、
建設中の47階建てマンションの1000戸すべてが即日完売。
品川区の43階建て650戸も販売開始から5カ月余りで完売した。
しかも1億円を超える上層階から売れていく。

会社員は、3LDK82平方メートルに家族3人で暮らす。
「都心に住めば通勤とか何かと便利。防犯設備もしっかりしているし、
家族のため少し無理して買いました」

抜群の眺望は、都会の中の別世界だ。

=====以上、2001/08/19のAsahi.comより

わたしの部屋は、アパートの2階である。たしか、1階よりも家賃が
1000円高かったと思う。

高層マンションは眺望も付加価値だとすると、家賃もその分、高くなるの
だろうか。あ、賃貸でなくて、分譲だったか。でもやはり、1階や2階
なんかと比べると、24階は高いのだろうか、53階はさらに高いのだろうか。
高度も高いが、値段も高い。どっちも高いという形容詞を使うのは、
脳味噌で認識するモジュールに共通のものがあるのだろうか。

少し無理した35歳会社員さんは、毎月、いくら払うのだろうか。

私の部屋は1K22平米で月7万円なので、3LDK82平米がいくらか
知らんが、仮に7000万円として千月分、一年は12か月だから、
83年と4か月分。私は31歳と4か月なので、114歳と8か月になってしまう。
かなり無理。