棄権歴11年

自民大勝、与党が過半数大幅超え

「小泉改革」の是非が最大の争点となった参院選で、自民党は小泉
人気に乗って改選議席の過半数を超え、大勝。90年代以降の低落
傾向に歯止めをかけた。与党3党は非改選もあわせた全議席の過半
数を維持した。小泉純一郎首相は9月の党総裁選で再選され、構造
改革の具体化を進める。

=====以上、2001/07/30のAsahi.comより

選挙の速報ってのが私にはよく分からないのである。
選挙の直前に、いきなりビラ配られたり、電話で「応援してください」
と言われても分からないのである。このご時世なのに、
「○○を男にしてやってください」なんて時代錯誤な応援をしてる
候補者もいたりして、あほくさいのである。

議員さんの任期よりも、政権交代や、与党の連立形態の長さの方が
短いのである。速報で、誰それさんが当確したからと言って、
このあと世の中がよくなるかどうかは、べつに万歳することでも
ないのである。

改革は大事である。時が流れれば、社会は変わる。それに合わせて、
人の考えも変わる。ちょっと「改革」という言葉にはなんだか
「劇的」な語感がないではないが、ゆっくりとした改革があっても
よい。

「改革」を標榜する与党に、保守党がいるのは確かに、居心地悪い
かもしれない。