極私的処刑『完全なる報復』

10年前に強盗に妻と娘を殺された男

犯人は司法取引により"有罪"となるが…

男は当時の犯人や司法取引に関わった人たちを…殺し始める

…彼は刑務所に拘置されているにも関わらず…次々と消される人々

彼は妻子の復讐をしたいのでなく…司法制度そのものに…楯突いているのだった

なかなかなサスペンスだった

果たして 正義の下に…法秩序の下に…「勝利」は有り得るのか…彼は一命を賭して…社会の喉元に見えないところからナイフを突き付ける

取り戻した「平和」は…非道く後味の悪いものだった