元日未明に部分月食 全国で

http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20091230-OYO8T00199.htm

月が部分的に欠けて見える部分月食が来年1月1日未明、日本全国の西の空で観測できる。

 国立天文台によると、欠け始めるのは午前3時51分。地平線に近づきながら大きくなり、ピークは同4時22分。月の左下の部分が8%ほど欠ける。同4時53分には満月に戻る。注意して観察しないと気づかないほどの小さな月食だが、晴天であれば肉眼でも見えるという。

 2010年は、1月15日に東南アジアで金環日食が見られ、西日本でも欠けたまま沈む太陽が観測できる。6月26日には月の半分ほどが欠ける部分月食、12月21日には、月が欠けたまま昇ってきて間もなく皆既になる月食も見られる予定だ。