人生の最期くらい

気の利いたエンディングが欲しくなった。そんだけ。
『ヘブンズ・ドア』主演:長瀬智也、福田麻由子、マイケル・アリアス監督。見た。

15:00の長瀬智也の舞台挨拶がある回は完売です。いっこ前の回で見た。初めて、シネマイレージカードのポイントで見た。あら、ポイントで見たら鑑賞ポイントつかんのね。
「空いてる」「まだ来てへんのちゃう」
「泣いてんのん、笑わんとってな」
「私、『千と千尋』でも泣いたし」
「ハンカチ用〜意」
・・・
「すぐ入院してください」「予後って何すか?」「もって一週間、いや、三日かな。今すぐ命を失ってもおかしくない状態です」唐突に先刻される余命。
「行くか?」「どこへ?」「海」
病院を抜け出し、車で海へ向かう、脳腫瘍の青年と末期癌の少女。
「元気な人いっぱいいるね」
「もし、人生が2回あるなら、言うことを聞く」
長瀬くんがワンボックスカー運転してると、ソーラーカーだん吉みたいね。
「海のにおいだ。いかなきゃ。」
・・・
「待って!マサトは誘拐犯とかじゃないの!」
男の方が、勝手で、うろたえて、先に逝くのか?
ぼくらのこの一日だって、今日一日しかない。