耳に入った声、目に入った風景

電車の降車専用ホームにて、2本のエスカレーターがあって、
「あら、このエスカレーター、両方とも上がるやつやん。」
ま、降車専用ホームですから。でも降車した後、昇ってる。


自動改札機にプリペイドカードの切符を入れる。この先の取り出し口からカードが出るのが先か、ぼくが歩いてたどり着いてしまうのが先か。
機械は概ね忠実に予定通りの仕事をこなすので、人間の私が、歩く速度を調整して、なんとかシンクロさせようとする。
世の中が便利になって、「ちょっと待たされる」というのに耐えられなくならないようにしたいと思う。


コンビニの前に子供たちが溜まっている。およそ半分がDSを手にしている。子供ならそんな頭だけ使わないで、も少し身体も使った遊びの仕方があるだろう。と思う。などと頭だけ使って考えている私は運動不足か内臓の不調か肩が凝っている(両親に言わせればパソコンのやり過ぎである。「パソコンやる」って表現がなんだかなである)。