強さの下に

バガボンド(29)(モーニングKC)

光悦さんが言う「「剣に生きる」ということ-人の世の中という枠組みの中で折り合えるような、別の意味を与えてあげられたら、少しは生きやすくなりますか、お二人とも…」
おつうさんが叫ぶ「好きな人の好きなものを、剣を、嫌いになったりしないっ、嫌いじゃない、ただ…、分らないだけ」
柳生のじいさんが言った「いかに鞘から抜かずにおくか、そのために我々は死にもの狂いで剣を振っとるのだ」
沢庵が武蔵に問う「そもそも、おつうをどう思っとる」「帰る場所をつくるんだよ…」武蔵応える「これからつくる場所に…どうやって「帰る」？」
小川が迎える「人生の…一大事」小次郎との立会。小枝vs真剣。
沢庵和尚の悟り「それぞれの生きる道は、天によって完璧に決められていて、それでいて完全に自由だ」「根っこのところを天に預けている限りは-」
武蔵が言う「自分でも驚くほどの太刀筋が-、強くて、速い、剣使いができるときがある」「そんなときは…」「俺の体の…真ん中の奥が光ってる」「そんなときなぜか…笑いがこみあげてきて…祈りたくなる」
それぞれに、大切なものとは。

あずみ 47 (ビッグコミックス)

大義があろうとも、切られた者には家族がある。仇討をしたくなるものもいる。あずみは思う。「憎しみの連鎖は広がるばかりだ…」
あずみに付きまとう「月のもの」
万さんの妊娠「赤ちゃんを生むってのは、たいへんなことなんじゃ…死ぬほど痛くて苦しくてな…中には母親が命を落とすことも。」
好きな人と、ひとときを過ごせることは、幸せなこと。なのだろうか。