ポークカレー

というわけで、カウンセラーさんに紹介されたお店に行ってみようと思い立って、小田急線に乗って新宿に向かう。たしか京王の出口のあたりと言ってたな。おむすびやの前と言ってた。ん、おむすびの専門店ってあるのか。で、ここかなぁ。とたどり着くと、行ったことのあるチェーンショップのお店だった。ってことは、フランチャイズなマニュアル味では?と思いつつ、まず、表に2,3人行列してたところで、一旦退却(馬鹿)。
並んでまで立ち喰いカレー食おうとは思わん。あとで気づくと、どうやら、チェーン店のイスに座るタイプのお店だと、食券を買って、イスに座って、店員さんに券を渡してオーダーなのだが、どうやら、入り口で先払いで会計しつつ、オーダーが通される仕組みらしい。ドライブスルーでなくて、ウォークイン(スルー?)か。
で、おつりもらった頃には、別の店員さんが注文の品を持ちつつ、ご案内。まさか、立ち喰いな店でご案内されるとは思わなかった(ま、ある意味、管理下だな)。「ポークカレーこちらでどうぞ」
ある意味、自動券売機を売るスペースも、券そのものも、時間も削減してるな。へぇ。
で、まぁ、数歩だけど、案内されたカウンターというかスタンドで立ったまま食す。こじんまり感が良い。先生は、昔よりスペースが広くなって15人くらい入れるようになってる。と言ってた。で、その一人用のスペースに、手の届く範囲にラッキョやらフクシン漬けやら、紙ナプキンやらオプションアイテムが並んでいる。なんだか、少年の秘密基地気分というか、礼儀正しく小便器に並んで話かけないというか(尾篭ですまん。てか、トイレで話かけられるの好きでない)。
さて、あらかた食べ終わろうというぼくは、この食器をどうしたらいいのだ。と思いつつ、先客の動向をうかがうと、どうやら店員さんが下げてくれるらしい。ということで、食後。目を合わせるでもなく、小声で「ごちそうさま」と言って店をあとにした。
味は絶賛しないが、雰囲気はぼくでも行けたって感じ。