激しい雷雨と共に

師匠は出張に出かけた。適当に帰っていい。任せた。
と言われた私は、適当の意味をまたしても履き違えて、いつもより早く帰宅した。久しぶりに23時より前で自宅にいる。

この頃、少し、本を読めている。昼寝も取れている。ポコポコと発想も浮かぶ。前よりは状況はよい。と信じている。いや、良い。

部屋の片付けはできなかったけれど、洗濯をした。どうやら、配管がつまってるのでなくて、トイレがつまっているだけらしい。暮らし安心クラシアンを呼ぶべきか。まだ、大きな便りを出す予定はない。

昼間、海外の関連企業から出張で来ている同僚の人が、お菓子をくれて、どうやら話してる内容を聞くと、女の子が生まれてお父さんになったってことらしい。なんて言ったらいいか思いつかずに、あいまいな笑顔で応えた。
そういえば、日本人の同僚に男の子が産まれた時にも、おめでとうと言えず、おざなりに「かわいいね」と言った気がする。英語の問題でなくて、私の性質の問題だと思われる。生まれるのは苦しいことだ。でも親は子供に馬鹿であってもいいかもしれない。人類としても支えていく人が増えるのだから。増やすのなら二人はつくらないとな。