行列のできる店は、私は苦手である。

ハリー・ポッター新作発売 朝5時に100人行列の店も

 世界的なベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社、上下巻セットで3800円)が23日、発売された。初版の部数は異例の230万セットという。人気に便乗しようと、一般の書店は早朝から販売を始める書店に行列するファンもいた。

 東京都八王子市のJR八王子駅前の「くまざわ書店」は、「全国一早い」という午前5時から発売。学生や親子連れなど約100人が列をつくった。

 一番乗りの高校1年生辻優輝君(16)は前夜9時から友達2人と並んだ。「日本で一番最初に読めてうれしい。早く読みたい」と、大事そうに持ち帰った。午前6時には、翻訳者の松岡佑子・静山社社長が魔法使いの帽子とマント姿で来店し、予約客に本を渡した。松岡社長は「大勢の人が並んでくれたのもありがたいが、一人一人がうれしそうに受け取ってくれたことがうれしかった」。

 ふだんは午前9時開店の同店。2000セットの予約があり、「できるだけ早く売りたい」と早朝開店に踏み切った。吉沢光俊店長は「徹夜で並ぶ人がいるとは予測しなかった」と話した。

=====以上、2002/10/23のAsahi.comより

内容を云々いうには、私は読んでないので、いかんともしがたいが、本を読むには速読術を身につけてたとしても、それなりに時間がかかるのだろうし、早く入手するってことにどれほどの意味があるのだろうか。なんて思ったりする。

でも、ひとりひとりがうれしそうだったのなら、それはそれでいいかな。と思う。売ってる社長もうれしかったにちがいない。双方が幸せなのは良いことだ。

しかし、限定版でもないのだろうし、徹夜で並ぶ人まで出たってのは、とても、わたくし的には不思議である。ま、よくあるとも言えるが。私は行列はただでさえ苦手なので、あんまり並ばない。