惰眠は気持ちいと思うが

「快眠度」測る小型センサー、三洋電機が開発

 人がぐっすり眠れているかどうかを測定できる小型センサーを、三洋電機が開発した。睡眠時に身体の下に敷いた薄いシートが、呼吸や心拍、身体の動きのデータをとり、熟睡状態かどうかを判断する。このセンサーが得たデータをエアコンや照明器具に送り、眠りやすい状態に自動制御することを念頭に、数年後の実用化を目指している。

 従来の「快眠度」測定方法は、脳波や目の動きなどを計測するために、身体に十数本もの配線を張りめぐらすものだった。三洋の新センサーは、横60センチ、縦10センチのシートだけ。2枚の薄い電極が絶縁膜を挟む構造となっている。寝間着をつけていても、心拍、呼吸の数、体の動きの微小な振動を検知できる。

 三洋によると、睡眠障害のある人は全国に1400万人程度。この開発にかかわる飯田健夫・立命館大教授(人間工学)は「簡便なセンサーとして実用化されれば、睡眠障害を持つ人には朗報」という。三洋は将来、ネットワークでつながった家電品への応用だけでなく、病院の入院患者への遠隔モニタリングなどにも応用可能とみている。

=====以上、2002/08/08のAsahi.comより

快眠かどうか気にしながら眠らなければならないというのも、なかなか病的な気がしないでもない。ところで快眠の定義ってなんだろう。起きたときすっきりしている。っていうのでは結果論でしか分からんなぁ。

ま、どのみち本人は眠っているわけで。眠っている間に、センサーが部屋の様子を調整してくれるとは、まぁ、お世話様であるなぁ。なんて思う。