ギザギザ

ギザギザ消えるネジ、三菱重工が開発 解体とても楽に

 三菱重工業は26日、加熱すると「ギザギザ」が消えるネジを開発した、と発表した。家電リサイクル法の施行で家電の回収量が増え、解体の手間が課題になっている。同社は「このネジならすっぽり取り外せるので解体が楽になる」と話している。

 ネジの素材は、加熱で形状が変わるポリウレタン系の形状記憶ポリマー。120度以上に熱するとギザギザが軟らかいゴム状になり、ネジはただの棒となって簡単に引き抜ける。さび付きの心配もない。テレビやエアコン、携帯電話などでの活用を狙い、04年の商品化を目指している。

 形状記憶ポリマーは、温度を変えることで自由に変形できるため、身体障害者用の食器や歯ブラシ、スポーツ衣料品などに使われている。ポリマー自体のリサイクルも可能だという。

=====以上、2002/06/26のAsahi.comより

熱したらギザギザが消えるってのはおもしろいね。どうやって使うのだろう。120度にもしたら、他のプラスチック部品も溶けちゃいそうだけど。部品としてリユースするのでなくて、材料や燃料としてリサイクルするのなら、それでもいいのかもしれんなぁ。