定昇維持と一時金４カ月をスト回避の条件に 電機連合
電機連合は９日、今春闘のストライキ回避の条件として、定期昇給相当分と一時金最低４カ月の確保を掲げる方針を固めた。１１日の中央闘争委員会で正式に決める。業績悪化やデフレの進行などを理由に一部の経営側は依然として「定昇の凍結」を求めており、１３日の集中回答日に向けて電機産業の労使交渉はギリギリの局面が続きそうだ。
ＩＴ（情報技術）不況に端を発した加盟各社の業績悪化を受けて、今春闘で電機連合は史上初めて賃金ベースアップ要求を見送った。定昇や一時金の確保ができなければ電機連合はスト権を発動、大手各社はストに入る構えだ。ストの場合、賃上げ交渉が暗礁に乗り上げ１２時間ストに入った８０年以来のこととなる。
パートの時給アップのため、電機連合が今春闘の目玉として掲げた「１８歳労働者の最低賃金引き上げ」は、スト回避の条件からは外す。定昇と一時金の交渉が予想以上に難航しているため、ひとまず組合員の問題を優先することにした形だ。
雇用問題で焦点だった雇用安定に向けた労使共同メッセージの策定については、電機連合が求めた緊急避難型のワークシェアリング（労働の分かち合い）や長期休業などの雇用対策に対し、経営側が一定の理解を示す形で決着。ただし、具体的な施策の中身については個別の労使協議にゆだねることになった。
=====以上、2002/03/09のAsahi.comより
闘争とか、ストとかいう語彙がよくわからなくなってる気がする。
幸い、仕事のある私だけど、個人的に背負っているものはあまりないつもりなので、なくなれば、その時はそれくらいの気分でいる。
なんか、わかんないや。
