私も経済は好きではない。

ノーベルの親族「経済学賞はノーベル賞に値しない」

ノーベル賞の100周年記念行事を前に、創設者であるノーベルの親族が
「経済学賞はノーベル賞の名に値しない」として名称を変えるよう提案した。
先週末のスウェーデン紙ダーグブラデットにノーベルの兄弟のひ孫にあたる
4人が寄稿し、「経済学賞は遺書の中にも明記されておらず、全人類に多大な
貢献をした人物に贈るとの趣旨にもそぐわない」との考えを示した。

ノーベル賞は、平和、文学、医学・生理学、物理学、化学の各賞が発明家ノーベルの
遺書に基づいて創設され、1901年から授与が始まった。しかし、経済学賞は
スウェーデン中央銀行が創立300年を記念して新設し、69年から授与している
いきさつがある。

親族は「ノーベルは実際、事業や経済が好きでなかった」とした上で、「経済学賞は
スウェーデン中央銀行賞に改めるべきだろう」と指摘している。

=====以上、2001/11/28のAsahi.comより

「ノーベルは実際、事業や経済が好きでなかった」ってのがいいねぇ。なんか。
事業ってのは、投資家と起業家を儲けさせるためであって、全人類を幸せに
しないものかもしれんしなぁ。いや、有効な運営方法が明らかになって
切磋琢磨するというのかもしれん。

平和は、特定の個人の力というよりは、全人類が平和を望めばそれでいいのに。
と思う。争いは確かに必要悪かもしれないのだけれど。