環境の問題

総じていえるのは、CO2による温暖化問題は政治的なプロパガンダによるものであること。ついでに言うと、すでに省エネルギー社会をかなり実現している日本がこれ以上がんばっても、CO2を減らすのには大して寄与しないこと(ま、別に、CO2は誰かに悪者にされてるわけだが)。
本当に問題なのは、人口爆発、石油資源の枯渇、食料の不足にあるという。
また、石油があるうちに代替エネルギー対策を立ち上げないと、にっちもさっちも行かなくなること、このまま人口増加が続くと、いずれこの星のキャパシティーを越えて、戦争や、大量死や、なんらかのカタストロフィーの危険をはらんでいることが述べられていた。

環境問題のウソ (ちくまプリマー新書)

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地球温暖化、ダイオキシン、外来種問題、自然保護の必要性?について、今、世間で流行っている見解は本当なのか。と問いただす。
科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている (宝島社新書)

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地球の気温変化の要因としてはCO2よりも、水蒸気、宇宙線の量、雲の量、火山の大噴火、地球磁場、地球の公転による日照量変化の方が大きいのだと言う。むしろ、寒冷化に向かっているかもしれない。
飢餓国家ニッポン―食料自給率40%で生き残れるのか (角川SSC新書)

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この先生は、いくらか温暖化説を信じてるようすですが、この食料自給率では危ないと滔滔と語っています。
正義で地球は救えない

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前作『ほんとうの環境問題』の続編。また、お二人が日本を世界を憂えています。