サイコミュ?

念じた通りにジャンケンロボ 脳の情報を信号化
2006年05月25日08時39分

 人間がチョキを出したら、ロボットもチョキ――。脳の情報を読み取り、ロボットハンドに人と同じ動きをさせるシステムの開発に、国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)とホンダの共同研究チームが成功し、24日発表した。脳に電極を埋め込む方法などが欧米で研究されているが、今回の方法は人間側の負担が格段に少ない。

 川人光男・ATR脳情報研究所長らの説明によると、人が「グー」「チョキ」「パー」の手の動きをするときの脳活動を、機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)で検出。コンピューターで解読してロボットに伝えたところ、9割近い精度で同じ動きを再現できた。この技術を応用すれば、重度の身体障害者向けに、脳からの信号だけで思い通りに作動する電動車いすや人工発話装置などがつくれるという。

 1年以内をめどに、手を動かさなくても念じただけでロボットハンドを操れる技術に発展させ、脳情報の読み取り装置を帽子サイズに小型化した上で、8〜10年後の実用化を目指す。

http://www.asahi.com/national/update/0525/OSK200605240072.html

なんだかすごい気がします。ジャンケンが強い人って、その相手の脳波を感じられるのですかね。もう10年後には実用化ですか。
チョキで、人差し指と親指で出す人と、人差し指と中指で出す人だと、やっぱりパターンが違うのですかね。たぶん、まだグーチョキパーと言っても3パターンのうち、どれかっていう認識であって、グワシってやったらそういう指の形になる。ってわけではないのだろうな。