- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/01/14
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (176件) を見る
本が売れたら人生相談が増えたという。先生の本を読んだ人なら、くり返し語られている言葉であるが、たぶん、質問者はおよそ予想通りに言うのだ。「じゃぁ、どうすればいいんですか」ああすればこうなるな答えを求める人が多いらしい。
自分もたまに言ってしまうのだけど、「どうしましょうか。」は相談だけど、「どうすればいいんですか」は盲従であろう。で、「お前は、どうしたいの」と突き返されて、振り出しに戻る。いや、つき返されたという事実が、そして、失った時間が、振り出しであるかどうかも分からず、自分自身も変化している。
にせよ、仕事というのは社会に空いた穴を埋めることだ。ってことは分かった。その穴が自然に空いたものなのか、誰かが掘ったものなのか。わかんないけど、穴が空いてると困る人が、たぶん、いるはずだ。
結局、自分で考えろってことか。
そういや、今日の仕事からの帰り道。飼い犬の散歩をしているおばさんが、まだ残っている雪をなめようとするワンちゃんに、「やめなさい」。雪の方に向かうワンちゃんに「滑るから気をつけなさい」と話しかけていました。
今朝は、小学生の子らが、わざわざ滑るのに、雪の残った凍結した階段の方を歩いて、「危険度、何%」とか言いながら楽しそうでした。そんなことしてるのは、どちらか言うと男の子の方が多かった気がします。
最後に、タイトルの「超」は、今風にフラットに発音するのですかね。