新聞読み記者

「ニート現象が日本に衝撃」米紙報道
2005年12月30日06時56分

 29日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、学校に通わず、定職にも就かない若者、いわゆる「ニート」の増加が、日本に衝撃を与えていると報じた。

 同紙は、日本では、よく訓練された勤勉な労働力が最も貴重な財産だと考えられているだけに、衝撃は大きいとしている。

 また、身を粉にして働いた40代、50代の親たちが、子供を会社勤めで同じ目に遭わせたくないと考えるケースが多くなってきたと指摘。さらに、子供の結婚まで同居し、金銭面で支援する伝統がある日本では、米国に比べ、子離れの必要性を親が感じることが少ないとしている。(時事)

http://www.asahi.com/international/update/1230/002.html

ニート:NEET;Not in Employment, Education or Training 労働白書の定義だと、「年齢 15 〜 34 歳の非労働力人口(仕事と求職活動をしていない人)のうち,家事も通学もしていない者」 とすると、ぼくが今、働かなくなっても、ニートでなくて、単なる失業者なわけか。もう若者でもないのだな。
「身を粉にして」って英語だとどういうのだろうと、記事を探したのだけれど、本文を読むには登録が必要であるらしく、見出しで、"Japan's Young Slackers Stir Up Concerns"というのがあった。これだろうか。「日本の無気力な若者を奮起させるには」ってところか?
新聞が新聞の報道を報道するってのが、なんだか可笑しい。