酔って寝て起きて

久しぶりに一人カラオケに行こうと思い立つ。やや栄えている隣の駅まで歩いて行き、受付に行くと1時間待ちだと言う。待ってるうちに覚めてしまいそうなので、他を当たることにする。ビルの陰でなんだか、あられもない格好の女の人と、彼女の写真を撮る男を見かける。ふ〜ん。
結局、最寄の駅のそばの町のカラオケ屋に入ってみる。存在は知っていたけど、入ったことはない。受付の下から声がする。どうやら、ばあちゃんが看板娘であるらしい。案内されて部屋に入る。4,5人で一杯になりそうな小部屋だ。壁に「営業を続けたいのでワンドリンクオーダーご協力お願いします」と歎願されている。ご協力。
小一時間、何曲歌っただろう。先の隣の駅の近くの店では、ほんとに一人用のボックスがあって、空いてれば受付不要で歌えるらしい。一曲100円だったか。利用したことはない。
ビール一杯と、小一時間で1000円也。一人何円で料金設定してるみたいだから、俺みたいなのは利益率低いか。
にしても、飲んで寝て起きてなので、ちっとも声が出なくて、やや不満だったが、声を出す機会が普段あまりないので、満足とも言える。