気にならないんだっけ。

最近、特に、鈍いぼくの心を揺らすのは、師匠の「この資料見て、こういうとこ、気にならないかなぁ。」と言う言葉であるようだ。あと「おそい」「どうするつもりでいたんだっけ」か。
正直に言っちゃうと、「気にならないか」と問われると「気付きませんでした」なんだけど、それを言ったら、「それじゃ困るんだよ」「センスがない」と言われるのも分かっているので。でも、黙ってても仕方がないので、「なるほど」「そう見るんですか」なんて手も使うけど、もう飽きられてる気がする。
「おそい」のは、最近ようやく、自分のグズさ加減に気付いたくらいで、でもその対策がグズグズで、少しは改善してるのですが、まだまだ及第点には及びません。
「どうするつもりでいたんだ」と問われると、「こうしようという案を考えるにも到りませんでした」という極めてお粗末な返事を正直にしてしまいそう(してしまう)ぼくがいて、そのまま言うと「やめてくれ」と言われるに違いないのである。
でも、なんだかまだ、お仕事はやらせていただいています。