おつかい

歩いていると、なんだかお巡りさんによく会う。
30も半ばに来るというのに、お店の人に「これください」「おいくらですか」程度の言葉を発するにも躊躇するというコミュニケーション能力が欠如しているぼくは、ずっと尻ごみしたまま、買おうか買うまいかといろいろペンディングのものが多い。
仕事だってやりかけでうまく進められず、「また、ほっとくつもりか」と、よく叱られる。
最近始めた投資にしても口座を開こうかなぁと思って実行するまで10ヶ月もかかった。
メルマガの発行もまた止まっている。部屋の掃除も進んでない。困ったチャンである。
今日はいくらか買い物できた。おつかいできて喜ぶのはお子様だけにするものだ。
いくらか買い物したので、福引の抽選権のコインを9枚もらった。なるほど、抽選券だと紙くずにして捨てるが、コインなら、なんか重いので処分ついでに抽選に行くか。などとケツの重い私のようなものもノコノコと会場に行くのである。受付係のおねえさんが9回だと時間がかかりますので、コンピューターの自動抽選にもできますが?と聞くので、心の中で(コンピューターって、あんた、大げさな)と思いつつ、「は、はい。それで」ボタンを1回だけ押した。
5等が2本とあとは7本残念賞。でも、5等のお米1合より、はずれのポケットティッシュの方が、ぼくはうれしい。さて、お米2合、どうしたものか。