五感のバランス、手数、スループット

酔って出かけると、お外が石油臭いのはいつものことである。自分の酒臭いことには、目をつぶる。匂いなのに目をつむるのがおかしい。
コンビニに行くと、ネギとインクと香水の匂いがする。
で、私は、まぁ、ビールを買う。
店員さんがレシートくれない。丁度払っても待ってる私の「間」は、「レシートください」というテレパシーとして伝わらないらしい。
蚊の鳴くような声で「れ、レシートください」と言う。
どうせ、レジはレシートを吐き出すのだ。捨てるのと、ぼくに渡すのと手数は変わらないだろう。
確かに、行列になっていたら、私もしばしば、このまま丁度を出すと、無視されるかもしれないと。あえて、お釣りといっしょにレシートをもらえるように札を出そうなどと、意味不明な行動をとることもある。
レシートをもらったって、私の財務状況とか、っていうか小遣い帳の精度があがったり、生活の改善が図られるわけではないのだ。
近所の取り壊し中のおうちの、近くを通ると土くさい。
電柱より高い、庭に生えていた大木の処理に困っているようだ。自然は偉大だと思う。