- 作者: スティーヴン・キング,Stephen King,池央耿
- 出版社/メーカー: アーティストハウス
- 発売日: 2001/10/26
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 56回
- この商品を含むブログ (63件) を見る
本編よりも、初めの「生い立ち」の特に、アル中の話と、「後記」のひどい交通事故の話の方が心にひっかかったりして、と読み終えてみると、本編でも何箇所もドッグイヤー*1「道具はいつも、全部持っていた方がいい」「パラグラフは自律している。成り行きに任せるのが一番だ」「「知ってることを書け」を可能な限り広く、かつ包括的に解釈することから取りかかればいい」「パンの生地を捏ねる要領と同じで、原稿をどれだけ寝かせるか」「大方の作家は共感に飢えている」「書くという行為は信念の証である。」あれ、たれ耳が見当たらないけれど、推敲で削るというのは大事だ。
*1:dog ear 本のページの端をしおりの替わりみたく折ること。たれ耳?ちなみに、dog year というと、業界などで、状況の移り変わりが激しいことを言う。