終わらないものはない。

終わらせなければ、次がはじまらない。

帰り道、仰向けに転がって動かなくなっているアブラゼミをたくさんみかける。

いや、仰向けというのだろうか。たしかに腹側な気もするが。

しかし、セミにとっては、垂直が普通であるはずで、地べたで這ってるセミや、地上で背面飛行になっているセミはさまにならない。

あ、人は垂直に立って、水平に見ている。

横になると、なんだか落ち着く。心臓と脳の高度差がなくなるからだろうか。

明日も働くために横になる。ってことにしたい。

職場のトイレでカマキリに出会った。
帰りの道で火星が明るかった。ぼくの路上を照らしてるは、たぶん、街灯なのだろうけど。昔の人は、急に明るい星が見えた気がしたに違いない。いや、ぼくでも思う。